一般外科
薬の処方などの内科治療では、病気の完治が難しい場合に手術での治療を考えます。
ルドルフどうぶつ病院ではJAHA外科認定医として、一般外科は専門性を持って取り組んでおりますので、しっかりとアドバイスをさせていただきます。
一般外科について
外科治療を行う際は、できるだけ動物の負担がかからないようにすることが重要です。
体の負担を抑えるために、麻酔や手術時間の短縮、最先端医療での治療、術前・術後の栄養管理などを意識して治療を行います。
体の負担だけでなく、手術や入院などはストレスに繋がりやすくなるので、不安や痛みを和らげるような環境づくりに関しても、意識して行っております。
当院の3つの考え方
飼い主様への説明を徹底
ルドルフどうぶつ病院での治療の進め方は、必ず飼い主様と一緒に病気に向き合い、治療をしていくというスタンスを行います。
手術や検査についても、病院が勝手に行うということは絶対にしません。
治療のリスクや費用など、話しづらいことも隠さずにさせていただきますので、ご安心ください。
動物の痛みや不安を取り除く
治療や病気に向き合う動物たちのために、少しでも痛みや不安を取り除くことを心掛けています。
また最先端の医療技術を習得することで、幅広い治療が行えることになり、結果として痛みの軽減に繋がることができると考えています。
年齢に応じて、適切な鎮痛剤の使用もしていますので「痛みのケア」に関しても万全の体制を整えております。
術前・術後の検査を怠らない
手術や治療だけに目を向けず、検査についても徹底して行います。
病気を見つけることだけが目的ではなく、動物の機嫌やストレスなどを察知することも大切なことです。
また本当に手術を実施して良いのか、それがベストの治療なのかということも常に自問自答して、最善の治療ができるようにします。
よくある症例について
異物の誤飲・誤食
若齢のワンちゃん・ネコちゃんに多く見られるのが、異物の誤飲と誤食です。
特にワンちゃんは何でも口に入れてしまう傾向があり、おもちゃの部品やビニール袋などを喉につまらせて来院されるケースがよくあります。
異物によっては、呼吸困難を招いてしまったり、手術によって切開しなければならなかったりするので、早期の発見が大切です。
食欲不振や嘔吐、よだれがよく出るといった不審な点があれば、すぐに病院にお越しください。
子宮蓄膿症
細菌の感染によって、子宮の中に膿が溜まってしまう病気です。
高齢のワンちゃん・ネコちゃんで、子どもを産んだことのない子や長い間出産をしていない子が発症しやすいです。
初期症状が無く病気の発見がわかりづらいですが、食欲低下や嘔吐、水分をよく摂取するといった症状が見られたら要注意です。
定期的な健康診断で早期発見が可能であり、また若齢期から避妊手術を行うことで予防することができます。